未経験でも始められるWebライターは、副業としても人気があります。
しかし「どうやって始めたらいいかわからない。」「未経験でもできる?」などの不安から、なかなか挑戦できない方もいるでしょう。
今回の記事では、実際に副業としてWebライターをしていた筆者が 、Webライターが副業におすすめな理由と始め方を 紹介します。ぜひ本記事を参考にしていただき、Webライターとしての一歩を踏み出してくださいね!
Webライターとは?
Webライターは、Webサイトの文章やブログ記事を書く人です。
Webライターは資格が必要なく、未経験でも自身の経験や知識を活かせる仕事として人気があります。
コロナ禍もあり、オンラインでの情報発信・集客の重要性が増しています。メディア運営に挑戦する企業は引き続き増えていくでしょう。
また、Webサイトの記事制作に限らず、instagramやTwitterなどSNSライティングの仕事も増えています。
Webライターが副業におすすめな理由
Webライターは、副業でも活動できる仕事です。ここでは、Webライターが副業におすすめな理由を5つ紹介します。
PCひとつで始められる
Webライターに必要な仕事道具は、パソコンです。
パソコンは、高精度な機能がなくても問題ありません。数万円代のノートパソコンを準備できれば、Webライターの仕事が始められます。
もちろん、インターネット環境は必要です。しかし、他に準備するツールはありません。初期費用が少なく済み、すぐにWebライターを始められます。
スキマ時間を活用できる
Webライターは、スキマ時間を活用できます。
Webライターの仕事は、書くことです。しかし、書くためには「リサーチ」して情報を集めなくてはなりません。
例えば「通勤時間中にスマホでリサーチする」「ランチタイムを利用して、文章を書く」など、働いていてもスキマ時間を活用し仕事を進められます。
知識や経験を活かせる
Webライターは、ライター経験がなくても自身の経験や知識をフル活用して仕事ができます。
Webサイトにはさまざまなジャンルがあります。GoogleやYahoo!で検索するジャンルも十人十色です。
そのため、あなたのキャリアや趣味が執筆に役立ちます。
例えば、人事部の経験がある場合は採用についての記事を書いたり、旅行好きを活かして旅行メディアのブログ記事の執筆ができたりします。
このように、キャリアや趣味などのあなたの人生経験をフルに活かしながら、Webライターとして仕事ができます。
ライティングスキルが身につく
Webライターは、基本的なライティングスキルを必要とします。ユーザーの興味を惹きつけ、読んでもらえる記事を書かなくてはならないからです。
例えば、PREP法と呼ばれる、結論→理由→具体例→結論の順序で文章を書く方法があります。PREP法は「とにかく結論をしりたい」ユーザーの要求を満たす書き方です。
他にも、「一文は短くする」「漢字は少なく」など、文章の読みやすさを意識したライティングスキルが身につきます。
こうしたライティングスキルは、本業でも役に立ちます。
オンラインでの仕事が増え、文章によるコミュニケーション術は必須スキルです。
伝えたつもりが伝わっていない。誤解されてしまった。など、ライティングスキルで解消できる問題もあります。ライティングスキルを身につければ、本業でメールの作成や資料作りがよりスムーズになるでしょう。
働き方の選択肢が増える
副業でWebライターを始めると、働き方の選択肢が増えます。
もし本業をやめなければならない時や、自身の体調や家族のライフイベントにより転職しなければならない時、本業だけでは退職後の収入に不安を感じます。
しかし、Webライターとしての副業収入があれば、本業を退職しても仕事があるという自信につながるでしょう。
働き方の選択肢が増え、本業にとらわれず、家族や自分自身をケアしながら働けます。
副業Webライターの始め方
では、Webライターはどうやって始めたらいいでしょうか?
ここでは、Webライターとして活動するための準備〜仕事を獲得し納品するまでを紹介します。
ブログを開設して参考記事を書く
まずブログを開設して、参考記事を書きましょう。
無料のプラットフォームを利用して記事を書いてもいいのですが、自身のブログをWordPressで開設することをおすすめします。
ブログを開設したら、参考記事を書きます。記事の内容は、応募したい案件や自分が得意とするジャンルを選ぶといいでしょう。
ブログで書いた記事は、案件へ応募する際に大きなアピールポイントになります。
Webライター未経験でクライアントに見せられる記事がない場合、なかなか仕事を獲得できず挫折してしまうかもしれません。
「わたしは、このような文章が書けます。」とクライアントへ提示できる記事を準備すれば、仕事の獲得が早まります。
案件に応募する
ブログに参考記事を書いたら、実際に案件に応募してみましょう。
未経験・初心者の場合は、クラウドソーシングの利用がおすすめです。クラウドソーシングは仕事を依頼したい人と仕事を探している人がマッチングできるプラットフォームです。
報酬から手数料が差し引かれるデメリットはありますが、未経験者・初心者は仕事を見つけやすい利点があります。
クラウドソーシングに登録後は、気になる・できそうと思う案件に積極的に応募しましょう。はじめのうちは、案件に通らないこともあります。Webライターになるために、諦めずに応募し続けることが大切です。
Webライターが仕事を受注できる場所については、こちらの記事でも紹介しています。仕事が獲得できる自分にあう場所を見つけることも重要です。ぜひチェックしてみてくださいね。
納品する
案件を獲得したら、納期までに記事を執筆します。
執筆後は納品しますが、納品方法はクライアントの希望によりさまざまです。
- テキストファイルで納品
- Googleドキュメントで納品
- Wordファイルで納品
- WordPressへ入稿
- クライアントの専用システムに入力
案件によっては、記事に関連する画像の準備も必要です。フリーサイトを利用して、著作権に注意し画像を選定しましょう。
記事を納品した後で、クライアントから修正指示が入る場合もあります。その際は、修正し、再度納品します。
Webライターの注意点
ここでは、Webライターの注意点を紹介します。
Webライターとして活動を続けるために、以下の注意点をぜひ参考にしてください。
慣れが必要
Webライターの仕事は「慣れ」が必要です。
未経験や初心者の場合、文章を書くまえのリサーチや執筆スピードが遅いといった理由から、1記事の完成に10時間以上かかることもあります。
はじめは記事作成に時間がかかりすぎ「Webライターに向いていない」と思うこともあるでしょう。
しかし、書き続けると文章の書き方になれ、執筆スピードも上がってきます。
はじめは執筆に時間がかかりすぎても「慣れ」が必要と思い、諦めないことが大切です。
はじめは低単価なのも理解する
特に未経験者や初心者は、低単価からスタートすることになるでしょう。
例えば、1番低い文字単価は、1文字0.5円前後です。
文字単価0.5円で3000文字書いた場合、収入は1,500円です。10時間かけて執筆したら時給は150円。
Webライターを始めたばかりの期間は、努力と成果が見合わずに悲しくなることがあります。
諦めずに続けていくと、文字単価が3円以上の案件を受注できたり、時給2,000円以上になったりします。高単価の案件を獲得するためにも、コツコツ継続が大切です。
スケジュール管理が必要
自分自身でスケジュール管理が必要です。
案件を受注すると、案件ごとに納期が設定されます。クライアントによっては納期の相談が可能ですが、納期は厳守しましょう。
複数案件を同時に受注する場合、案件ごとにスケジュール管理も必要です。
リサーチする時間・執筆時間・見直す時間を含めて、余裕のあるスケジュール管理をしましょう。
副業Webライターが成功するポイント
Webライターとして成功するための3つのポイントを紹介します。
継続する
Webライターとして成功したいのであればコツコツ継続が大切です。
先述したように、初めは低単価スタートです。がんばったのに収入が低いから辞めようと思うかもしれません。
けれど辛い時期を乗り越えると、「高単価案件の受注や仕事の依頼が増える」「クライアントから継続依頼の相談」などうれしい出来事も増えてきます。
現在、活躍しているWebライターも「案件に応募しても受注できない」「大量の修正に泣いた」など辛い時期を乗り越えています。
全く文章を書くことが向いていないと感じる場合は別ですが、Webライターとして成功するためには長期的な目線で活動しましょう。
ライター仲間をつくる
ライター仲間がいるとWebライターを続けやすくなります。
Webライターは個人で活動することが多く、不安なことや相談したいことを気軽に聞ける仲間がいません。相談できずに一人で困っていると、Webライターは向いてないかもとネガティブな感情になってしまいます。
またモチベーションが続かず、Webライターを諦めてしまうこともあるでしょう。
ライター仲間がいれば、相談でき励まし合えます。お互いの活動が刺激となって、ライターを続けるやる気がわいてきます。
ライティングスキルを学ぶ
ライティングスキルを学べば、案件を獲得しやすくなります。
SEOライティングや構成方法など、独学では難しいと感じることもあるでしょう。
ライティングスキルは、すでに活躍している現役フリーランスライターから学ぶのがおすすめです。
SEOライティングや文章構成の型を学べるだけでなく、営業方法や継続するマインドなどWebライターとして活躍するスキルが身につきます。
さらに講座を通して、ライター仲間もできる点が魅力です。
まとめ
Webライターははじめやすさ、経験を活かせる、スキマ時間の活用など、副業で始めるメリットがたくさんあります。
一方で、はじめは低単価・執筆の慣れ・スケジュール管理など、大変だと感じることもあるでしょう。
副業は限られた時間の中で、満足のいく成果を出す必要があります。
Webライティング講座は、ライティングスキルや営業力を磨き、あなたが求める成果を最短で手にできます。
「Webライターをしてみたいけど不安がある」「なかなか案件を受注できない」など、気になることがあれば、ぜひWebライティング講座をチェックしてみてくださいね。
(文:三浦眞那美)
アメリカ・カナダで語学留学を経験後、都内で営業事務・アシスタントとして働く。出産・育児をきっかけに働き方を見直し、Webライターに挑戦。現在は事務職を退職し、フリーライターとして活動中。ライティングやデザインスキルを活かしてインスタグラムのサポートもしている。
Webライターになりたいけれど、自信がない。自分が書いた記事を添削してほしい。相談できる先輩ライターさんに出会いたい。Webライターに興味はあるけれど、はじめの一歩が踏み出せないとお悩みの方は、ぜひ現役フリーランスライターが指導するWebライティング講座をチェックしてみてくださいね!WEBライティング講座 (makikatsume-writing.com)