「フリーランスにはどんな仕事がある?」「フリーランスに憧れるけど、私はフリーランスになれる?」
好きな場所・好きな時間に働けるフリーランスに憧れる女性は多いでしょう。 しかし、身近にフリーランスがいないため、フリーランスの働き方がイメージできないという人もいるのではないでしょうか?
今回の記事では、女性フリーランスが活躍する職業7つとフリーランスとして成功するポイントを紹介します。
フリーランスの働き方にご興味のある方は、ぜひ最後までご覧くださいね。
女性がフリーランスとして働くメリット
女性がフリーランスとして働くメリットは以下の3つです。
- ライフイベントに左右されずに働ける
- 働く時間を柔軟に対応できる
- 一緒に働く人を決められる
ライフイベントに左右されない
フリーランスは、ライフイベントに左右されずに働けます。
女性は自分だけでなく 出産や育児、転勤や介護など、家族のライフイベントにも直面することがあります。その度にキャリアを中断したり転職したりと、働き方を見直さなくてはなりません。
例えば、パートナーが転勤の多い職業の場合です。新天地で新しい仕事を見つけることや新しい職場への不安を、引っ越しをするたびに感じるかもしれません。
もしフリーランスとして働くスキルや方法を知っていれば、転職の心配がなくなり、キャリアを継続しながら新天地でも働けます。
フリーランスは、ライフイベントに左右されずにキャリアを継続できることが魅力です。
働く時間を決められる
フリーランスは働く時間を自分で決められます。自分の体調を優先したり、子供の体調不良時や習い事など育児を優先したり、働く時間をコントロールできます。
銀行や役所に手続きに行きたい場合も、フリーランスは自分で仕事を調整し、平日昼間の時間帯も気兼ねなく出かけられます。自分の体調や育児を優先しながら、時間をコントロールできる点もフリーランスのメリットです。
人間関係をコントロールできる
フリーランスは、一緒に働く人も自分で決められます。フリーランスは仕事に関わる人を自分で決められるため、人間関係の悩みが最小限で済むメリットがあります。
まれにマナーに欠ける方やちょっと仕事の仕方が合わないかなと思う人と仕事を一緒にする機会があるかもしれません。そのような場合は、仕事の依頼をお断りしたり、別のフリーランスとチームを組むことを検討できます。
フリーランスは自分主体で仕事を進められるため、相手に不満があった場合でも対処しやすいでしょう。
また、自分より知識や経験が豊富な方と仕事をする機会や、自分が心地よい・楽しいと思える人と一緒に仕事ができることもフリーランスの大きな魅力です。
女性フリーランスが活躍する職業7選
フリーランスには、経験を活かした職業や未経験からチャレンジできる職業もあります。
「フリーランスとして働きたいけど、どんな職業が自分に向いているだろう?」「自分の経験はフリーランスとして活かせる?」
などお悩みの方は、 ぜひ参考にしてみてくださいね。
1 Webライター
Webライターは、Webサイトの記事を執筆する仕事です。パソコンがあればWebライターとしてすぐに活動できます。自分自身の経験や知識を活かして仕事ができるため、未経験者もチャレンジしやすい職業です。
ただし、誰でもチャレンジしやすいため、初心者の時期は単価が低い場合があります。初心者の時期に諦めてしまう方も多いのが実情です。
一方、継続してWebライターとして活躍している人の中には月収30万円以上を稼ぐ人もいます。
Webライターとしてジャンルの専門性を高めたり、SEOライティング、取材などの知識や経験を積んでいくと単価や収入が上がります。諦めずにコツコツ継続が必要です。
2 Webデザイナー
Webデザイナーはホームページをデザイン・作成する職業です。女性に人気があり、Webデザインをスクールや独学で学ぶ人もたくさんいます。
ホームページ制作は数十万円〜数百万円する場合もあり、受注できれば収入アップを目指しやすい職業です。
スクールで学んだあと、Web制作会社で実務を経験しフリーランスとして活躍している人もいます。
3 オンライン秘書
オンライン秘書は、データ入力・スケジュール管理など事務作業をサポートする職業です。
現在は、オンラインでの仕事や個人経営者が増えたこともあり、事務仕事の需要も高まっています。
オンライン秘書の業務内容は、スケジュール管理や出張時のホテル手配、SNSでの人材探しや、Zoom講座のサポート、SNS代行などクライアントの要望によりさまざまです。
オンライン秘書として月額でサポートしたり、時給1,000円〜2,000円での案件を獲得し仕事をします。
4 SNS代行
SNS代行は、クライアントのアカウントを代わりに運用する仕事です。
SNSが普及し、企業も積極的にSNSを活用しています。そのため、フリーランスがSNSを代行するケースも増えています。SNS代行は、画像作成・投稿文章の執筆・投稿予約・いいねやコメントなどの返信をおこないます。上級者はデータ分析を通して、SNSアカウントの改善に取り組みます。
一般的なSNS運用代行サービスは、1アカウントあたり月額数万円〜数十万円です。データ分析ができたり、1アカウントを丸ごと運用したり、実績や経験を積むと収入も増えるでしょう。
5 動画編集
動画編集は撮影した動画をカットしてつないだり、テロップやBGM・効果音などを使い編集する仕事です。
YouTuberだけではなく、一般人や企業もYouTubeで発信しています。YouTubeで発信したい人が増えるにつれて、動画編集の需要も高くなっています。
動画編集もパソコンがあれば、自宅で仕事ができるためフリーランスの職業として人気です。YoutubeだけでなくInstagramのリールやTikTokを使った動画でアピールする企業も増えてきているため、動画編集スキルの需要は増えています。
6 イラストレーター
イラストレーターはイラストを描く仕事です。イラストレーターの仕事は、企業のロゴやキャラクター、SNSのアイコンや画像制作などです。
IllustratorやPhotoshopのデザインツールを使い作成します。制作会社からの依頼や業務委託、クラウドソーシングを使って仕事を獲得します。
7 Webエンジニア
Webエンジニアはアプリの開発やWebサイトのシステムをプログラミングする仕事です。JavaScript、PHP、Pythonなどのプログラム言語の習得が必要です。
女性が活躍しているイメージはあまりないかもしれませんが、専門的なスキルや知識が必要な職業のため活躍できるチャンスがあります。
女性フリーランスが成功するためのポイント
「フリーランスとして成功するにはどうしたらいいだろう?」
ここでは、フリーランスで安定した収入を獲得し、挫折しないポイントを紹介します。
継続する
収入が少ないからとすぐに諦めず、継続することが大切です。
既に人脈やスキルがある場合を除き、フリーランスは初めから大きな収入を得る人は少ないでしょう。
フリーランスは実績と経験の積み重ねが必要です。仕事の獲得や収入を上げるためにも、仕事が取れない時期があったとしても諦めずに続けてみましょう。
信頼を積み重ねる
フリーランスとして活躍するためには、信頼の積み重ねが大切です。会社という肩書もなく、個人で勝負をしなければいけないので、社会人としての常識を守るのが重要です。
- 報告・連絡・相談
- 納期は守る
- マナーを守る
さらに、成果物の質やクライアントの期待にこたえるなど、仕事の成果にもこだわり信頼を積み重ねていきましょう。
営業活動
営業活動は仕事の獲得に必要です。ポートフォリオと呼ばれる実績をまとめたWebサイトやPDFなどを用意しましょう。
また、ブログやSNSアカウントから仕事の依頼が来ることもあります。業活動に時間がかかりすぎると収入が上がらないため、自分の代わりに営業をしてくれるブログやSNSも効果的に活用しましょう。
クラウドソーシングに登録する
クラウドソーシングは、お仕事と働く人をマッチングできるサイトです。
人脈や実績がない場合でも案件を獲得できる心強いツールです。プロフィールを充実させ実績が増えると、仕事の依頼がくるスカウトの機能もあります。
自己投資を続ける
自己投資をして勉強し続けることも、成功へのポイントです。
- 新しい知識を増やす、今あるスキルをさらにレベルアップさせるため講座を受講する。
- 1日30分読書の時間にする。
など、インプットの時間も積極的にとるようにしましょう。
知識を増やしさらにスキルアップすることで、収入が増えたり、クライアントから仕事の紹介があるなど仕事の継続が期待できます。
女性フリーランスのよくある悩み
柔軟な働き方ができるフリーランスですが、フリーランスならではの悩みもあります。
フリーランスによくある悩みをまとめました。
実績がない
実績がないフリーランスは仕事が受注できない、低単価になるなど、収入面で悩みがちです。
ブログを作る・サンプルを作る・モニターを募集するなどして、クライアントに提示できる実績を作るといいでしょう。
実績がない場合は、副業として始めてみるのもおすすめです。副業で実績を増やしてからフリーランスへ転向すれば、収入面での不安が少なくなります。
キャパオーバーになる
キャパオーバーもフリーランスにはよくある悩みです。たくさんの仕事の依頼があり、自分の力量以上に仕事を受けすぎてしまうことがあります。
仕事を受けすぎると連日の徹夜や十分な休息が取れないまま仕事を続けてしまい、ブラック企業状態となってしまいます。仕事の受注はフリーランスには最重要事項ですが、キャパオーバーによる仕事のミスや体調不良は避けるべきです。
仕事の選び方がわからない
仕事を選ばずなんでも受けてしまうと、「この仕事は向いていなかった」「低単価な仕事を受けてしまった」と思うこともあります。
- 自分はどんな仕事がしたいのか。
- どんな人の役に立ちたいのか。
- 受注する最低限の自分の価格を決める。
など、仕事を受ける条件を決めておくことで、仕事を選びやすくなるでしょう。
相談相手がいない
フリーランスはひとりで仕事をすることがほとんどです。わからないことや不安なことは、インターネットや書籍で調べるなど、自分で解決する能力も必要です。
フリーランスで活動する人が身近にいない場合は、SNSを利用してみましょう。SNSでフリーランス仲間を作ると心強いだけでなく、相談したりチームとして活動できる可能性も広がります。
まとめ
今回の記事では、女性フリーランスが活躍する職業とフリーランスで成功するポイント、よくある悩みについて紹介しました。
現在、オンラインでの仕事は急速に普及し需要もたくさんあります。あなたの経験やスキル、新しいことにチャレンジする好奇心を活かせるフリーランス。キャリアについて悩んだら、フリーランスという働き方をぜひ一度検討してみてはいかがでしょうか?
今回の記事がお役に立てれば幸いです。
(文:三浦眞那美)
アメリカ・カナダで語学留学を経験後、都内で営業事務・アシスタントとして働く。出産・育児をきっかけに働き方を見直し、Webライターに挑戦。現在は事務職を退職し、フリーライターとして活動中。ライティングやデザインスキルを活かしてインスタグラムのサポートもしている。